BtoB-ECって何?業界の市場も含めてご紹介!

BtoB-ECって何?業界の市場も含めてご紹介!

BtoCの業界では、もはや老若男女問わず利用されているEC。現在BtoBの分野でも頭角を現しています。この記事では、BtoBECのシェア率が上がっている背景とBtoB-ECを導入するメリットについて紹介します。

そもそもBtoB-ECとは?

BtoB-ECの正式名称は、Business to Business Electronic Commerceです。つまり、企業間での電子卸取引を意味します。従来、FAXや郵送など紙で行っていた卸取引を電子化させたものが、BtoB-ECです。

日本のBtoB-EC市場規模は、年々拡大しており、金額・普及率ともに増加しています。そして、今後も伸びていくと推測されます。

(引用)令和4年度 電子商取引に関する市場調査 報告書 – 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課

BtoB-ECとBtoC-ECの違いは?

BtoB-ECとBtoC-ECは、まずは販売する相手が企業か個人消費者かの違いがあります。

加えて、機能としては下記が挙げられます。

販売金額

同じ商品(定価:10,000)でも、A会社向けには8000円、B会社向けには7500円で提供している等、取引先毎によって提供金額が変わる企業が多いかと思います。BtoB-ECではログインしたアカウントに紐づいて金額を変更できます。

販路

OEM等ある特定の企業にしか提供していない商品がある場合等、企業間取引では販売を制限している商品が多く存在するケースがあります。BtoB-ECでは、ログインしたアカウントに応じて各商品の出し分けを行うことが出来ます。

お支払方法

C社へは請求書払い、D社へは手形での請求、E社へは代引き等、支払い条件が与信や売買契約によって異なってくる場合があります。上記と同じく、BtoB-ECでは、アカウントごとに支払方法を設定することが可能です。

BtoB-ECの導入で得られる売り手側のメリットとは?

では、なぜBtoB-ECの市場規模が拡大しているのか、大きく2つのメリットがあります。

メリットその1~業務効率化~

まず、1つ目は業務効率化が出来ることが挙げられます。

多くの企業はFAXなど紙でのアナログ注文を基幹・販売管理システムに手入力で受注登録を行っています。BtoB-ECを導入することで受注データが電子化されるため、そのまま他のシステムに連携させることができ、受注業務の工数や時間を削減することができます。

また、BtoC-ECでも多く行われているようなメルマガ等の施策も出来るので、今まで営業担当者が個別で案内していた内容をシステム一つで一括で案内できることもBtoB-ECの強みです。

メリットその2~売上アップ~

メリットの2つ目はBtoB-ECが売上向上に繋がる施策になることです。売上アップには大きく①新規顧客の獲得、②顧客単価の増加の要素が必要です。

①新規顧客の獲得

SEOによる検索性を高めることで顧客認知を高めることができるので、買い手に自社商材を知ってもらう機会が増えます。また、24時間365日いつでも注文を受け付けられたり、クレジットカードや外部掛け払いなど多様な決済方法に対応が出来るため、今まで獲得できていなかった顧客層にもアプローチすることが出来ます。

②顧客単価の増加

個人でネット通販でお買い物する際、他の商品を提案されることはありませんか?BtoB-ECでも同じようにアップセル・クロスセルができるため、追加でご注文をいただく機会を増やすことが出来ます。また、EC上で商品の説明をすることによって、買い手側が商品理解を深められるので、今まで購入していなかった商品を購入してもらう可能性が増えます。

BtoB-ECを導入するとどれだけ変わるの?

以上が、BtoB-ECの市場とメリットです。詳しく知りたい方は、実際にBtoB-ECを利用している企業が、システム導入後どのような変化があったのか、導入した/導入していない会社ごとに比較調査を行っています。下記フォームより資料をダウンロードください!

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