買い手側にWEB注文を推進するにはどうしたらいいの?具体的な解決法を紹介!

買い手側にWEB注文を推進するにはどうしたらいいの?具体的な解決法を紹介!

WEB受発注システムを導入するにあたって、実際に顧客に利用してもらえるか?という不安があると思います。実際、卸取引ではFAXや電話などのアナログ注文は多く、WEBに切り替えることは顧客側のインパクトが大きい事案です。こちらの記事では、どのようなアプローチでアナログ注文からWEB注文へスムーズに切り替えてもらうべきか紹介します。

社外マニュアルを作成しWEB注文のハードルを下げる

まずは注文までの流れをマニュアル化し、社外に展開することです。いわゆる「購入ガイド」です。社外向けのマニュアルを作成してあげることで、「どうすれば良いか分からない」という顧客の不安を解決してあげましょう。

上記のようにログイン⇒商品選択⇒お届け先・お届け日の指定⇒注文確認⇒注文処理までの流れを実際の画面を挿入しながら説明すると、伝わりやすいマニュアルを作成することができます。

WEB注文へ切り替えることで顧客にどんなメリットがあるのかを伝える

WEB注文に切り替える事はただ注文形態を変えるというだけではありません。WEBに切り替えてもらうことによるメリットがあるということを顧客へ分かりやすく説明する必要があります。具体的には下記が挙げられます。

場所と時間に縛られず、「いつでも・どこでも」注文が出来る

従来の卸取引では、FAX・電話・メールなどの注文形態が主流でした。FAXを使った注文を行う際には、FAXがある環境でないと発注処理が行えないこと、電話の場合は受付窓口が開いている時間帯のみにしか注文が行えないなど、場所や時間に制限がかかってしまいます。そういった縛りをWEB注文は解決することが出来ます。顧客自身が所有しているスマートフォンやパソコンから注文処理が行えるため、移動中等の時間でも手配が行えるということはメリットになると言えます。

Myページ上で24時間365日注文内容の確認が出来る

注文した商品が現在どのような配送状況になっているかをリアルタイムで確認することが出来ます。

また再注文ボタンがあるため、前回と同じ内容を簡単に注文することが出来ます。
卸取引の場合、同じ商品を何度も発注することが多いので、顧客の発注する手間が減るということは充分メリットになりえます。

WEBカタログ用途としても利用が出来る

BtoB-ECを導入することのメリットとして、顧客がより製品理解を深める事が出来ます。商品詳細ページに販促物や詳細資料のダウンロード等のリンクページも挿入できるため、その製品を購入後どのように活用していけばいいのか明確なビジョンを抱く事が容易となります。また、納期状況や在庫管理をWEBサイト上に記載することが出来るので、予め納期の目途が分かりやすいということも利点となります。

クレジットカード決済などの新しい支払方法が増える

卸取引では請求書払いが主流ですが、都度振り込まないといけないことに手間を感じている顧客も一定数います。そんな顧客に対して、クレジットカード決済といった新しい支払方法を用意することで、支払業務の手間を減らすことができます。

WEB注文を行う動機づけとなる施策を実施

最後に、長年アナログ注文をされている顧客にWEB切替いただくための施策を講ずることが大事です。具体的にはポイントなどの施策や、切替時に割引用のクーポンや送料無料キャンペーンなどを実施することで、コスト的な観点でメリットがあることを訴求することも手段になりえます。実際、WEB受発注システムを利用することによって、発注側も業務時間が短縮されるので、全体的な費用を考慮すると、利益としてはプラスになることがほとんどです。他にもメルマガ等の施策を行うことで、顧客に有益な情報を定期的に提供することも可能です。

事前に顧客にアンケートを取り、前もった準備を!

以上がWEB注文を顧客に推進するためのアプローチのご紹介でした。また導入する前に、顧客が抱えている不安や要望を事前にヒアリングしておくことも重要です。必要に応じて担当営業が使い方の説明を行ったり、マニュアルで記載すべき詳細説明を整理していくことも必要になってきます。

実際にWEB注文に切り替えた会社がどのような施策を実施しているか、詳細を見たい方は下記より資料をダウンロードください。

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